寒く辛い冬を越え、春を迎えると自然に雪は解け、新たな芽生えが始まる。
それは自然界ではもちろんのこと、私たち人間にとっても暖かな春を迎えることは芽生えの春、新しい何かが始まる節目であることと考えます。
春が始まりであるならば、雪が解けるのは始まりの前の始まり。親鸞聖人750回大遠忌に当たる年に開催する運びとなった第90回創立記念降誕会、どちらも節目を迎えることにちなみ、また新たな歴史を刻み出すその前に、多くの来場者、学友の方々と共に「建学の精神」及び親鸞聖人のみ教えを再確認することを始めとし、これから始まる様々な始まりの一助を担う存在でありたいという意味が込められています。